秋ジャガイモの育て方。芽出しと植え付け。発芽生育温度。植え付け時期など秋ジャガイモ特有の栽培ポイントをご紹介。8/6

 

秋ジャガイモの育て方。は春ジャガイモより栽培が難しいと言われます。それは発芽・生育温度の関係です。秋ジャガイモの発芽、生育に適した温度は15～20℃です。秋じゃがいもの芽出しは、春ジャガイモと違って、陽に当てて発芽を促す浴光催芽はしません。夏の30度、35度の日なたに置くとジャガイモが熱で腐ります。底に穴を開けた発泡スチロールなどで土を被せて水を掛けて。日の当たらない涼しい場所に置いておきます。北向きの物置の庇の下などが最適です。およそ25日で発芽しますが、途中で水を加えることはしないのでたっぷり水を掛けて種芋が乾燥しすぎないようにします。発芽したジャガイモは春ジャガイモの様に分割してはいけません。切り口が腐りやすいです。100グラムサイズでもまるのまま植えてください。 秋ジャガイモの植え付けは9月ひと月の気温と地温の影響を避ける植え方が必要です。そのため春ジャガイモのような浅植えマルチ栽培は向きません。気温の影響を受けにくくするため15㎝程度の溝植え、穴植えが向いています。追肥や土寄せを省略したいならマルチ栽培もできますが、マルチ内の熱を逃がすため、穴を多く開ける、マルチの裾を密閉しないなどの工夫が必要です。マルチをしなければ通常のジャガイモ栽培の手順で栽培してください。植え付け前に鶏糞やカルシウムは畝に入れないでください。